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店シナリオの作り方、続きでございます。
追記からどうぞ。長いです。

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3:売り物を置こう
場所が出来たら売り物を配置します。
まずは品物を置きたいエリアの「テーブルビュー」を開いたまま、「カードウィンドウ」にある販売物(スキルでもアイテムでも)を選択、ドラッグ&ドロップで配置します。



上の方、先ほど背景を設定した横にある「オート」と「カスタム」は、カードの配置を調整するためのもので、「オート」だと自動的に横並びに、「カスタム」だと自分で好きな位置を配置できます。基本的に「カスタム」で自分の好みに並べたほうがいいと思われます。
以下、同じように繰り返すと、品物が配置できます。
ただ、配置しても、それはカードだけで購入処理を組んだわけではありません。
購入処理に関して、続きで述べます。

4:購入処理を組もう
なにやらNextバージョンのビルダーには購入処理をある程度組んでくれる機能がついているらしいと聞き及んだのですが(なんと言う便利機能……!!)、とりあえず手動で購入処理を組む場合の話をします。
まずは、品物を置いた状態で、上のタブを「イベントビュー」に切り替えます。



こんな感じですね。
で、まずはカードの購入処理から進めましょう。購入処理を組みたいカードを横のパレットからクリックして選択。その状態で、上のプルダウンメニュー「システム」「クリック」の横にある青い矢印ボタンをクリックします。


ポチッとな!


「メニューイベント」というのが現れます。これは、カードをクリックしたときに発生するイベント、つまり挙動を表します。このままだと、何も指示が書いていないのでクリックしても何も起きません。
では、クリックしたらメッセージが表示されるように処理を組みましょう。



エリアを閉じないままで作業を続けます。
ビルダーの上の方のパレットは最初「Terminal」になっています。
これを「Standard」に変更します。



カーソルマークの隣にある青いメッセージボックスのボタンを押して、その状態で先ほどの「メニューイベント」の部分をクリックします。
すると、こんな感じに、メッセージ部分の書き込み画面がポップアップします。



ここに、クリックしたときのメッセージを書き込んでいきます。
以下、説明を兼ねた一例を表示しますね。




イメージありメッセージとイメージなしメッセージが設定できます。
もし店主がいて説明が必要なら、イメージありメッセージにして、シナリオフォルダ内に入れた店主の画像を表示するとか、品物の画像を表示するとかすればいいですね。
イメージなしメッセージはシステム的な文章を表示したり、読み物シナリオなら地の文を表示したりするのに使います。単に購入処理だけなら、イメージなしメッセージでもいいでしょう。
こんな感じで書き込んで、書き込み終えたら「OK」を押します。



メッセージが完成しました。Ver1.50ビルダーのバージョンにも拠りますが、左側にプレビューが表示されるものもあります(この辺調べ忘れ。最新版だとこんな画面になるはず)。
必要なのは画面右側の四角アイコンです。これでメッセージが表示されるようになりました。
ですが、メッセージが表示されてもそれだけで、まだスキルやアイテムが手に入るわけではないので、それの入手処理を組まねばなりません。

購入処理といえば、まずはゲーム内でお金があるかどうかを判別しないといけません。
これをするには、上のパレットから「Branch」を選びます。



カーソルが微妙に見切れてますがこれです。
するとこんな画面がポップアップします。




ここで、スキルやアイテムなど売り物の購入金額を設定します。
例えばこの場合は1000spに設定しています。
アイテムの金額は任意の金額で大丈夫ですが、
スキルの金額は一定の法則に則って制定するといいでしょう。
ちなみにリューンスキルの購入金額は、「400sp+(200sp×スキルレベル)」となっています。
レベル1技能なら400sp+200spで600sp、
レベル7技能なら400sp+200×7の1800sp、といった具合ですね。
強いスキルの場合はもうちょっと価格を上げるなどしてバランス調整を行う場合がありますが、原則これに則るとプレイヤーはありがたい感じです……個人的には。



閑話休題。
その中の丁度真ん中に「所持金分岐」というのがあるので、それをクリックしてさっきのメッセージコンテントをクリック。するとさっきと同じようにコンテントが生成されます。
こんな感じで、コンテントを繋げてツリー…イベントのつながりを作っていくことで、一つの処理やイベントを作っていくことになります。

所持金判定が出来たので、アイテムやスキルを入手させたりお金を消費させたりしましょう。
上のパレットの「Get」を選び、品物がアイテムなら瓶の画像「アイテム取得」、スキルならカードの画像「スキル取得」を選んで、先ほどの所持金分岐コンテントにつけます。画像ではスキルを使っています。

 
 

これらのどちらかを選んでクリックすると、こんな感じの画面が出ます。

 

この画面だとまだ1枚しかスキルが無いですが、カードに合致した売り物を選んで、「適用範囲」は「荷物袋」を選択(とは書きましたが実は「全体(荷物袋含む)」でも問題なく荷物袋に入るはずではあるのですが念のため)、「OK」を押します。

 

すると、「1000sp以上所有している場合」カードの入手が出来るようになりました。
この所持金分岐判定のコンテントの下に何かつけた場合、二択のプルダウンメニューが発生します。
今回は自動的に「1000sp以上所持している」状態になっていますね。
では、1000sp以上所有していない場合はどうなるのか。
この下に、再び「Standard」からメッセージコンテントを選んで、内容を入力してから、「イベントビューにある、先ほど作った所持金分岐コンテント」をクリック。


こんな感じで入力して、


すると、お金が足りないときには「お金が足りないようだ。」と表示されるようになるのです。
こんな感じで、一定金額以上を所持しているときには入手イベントを、所持していないときにはエラーメッセージを入れることが出来ます。

ちょっと戻って、アイテム/スキルの入手処理を組んだら、お金を減らす処理を入れます。
上のパレットから「Lost」を選択、中央にあるコインにバッテンがついたアイコン「所持金減少」を選択、アイテム/スキル入手コンテントをクリックしてその下に入れます。





減らす金額を入力して「OK」を押せば、これでお金が減るようになります。
とりあえず、これで購入処理が組めた……んですが。
このままだと、カードをクリックしたら勝手に購入判定が行われる状態になってしまっているので、キャンセルボタンを作りましょう。
これは簡単に、タブの「Standard」からメッセージコンテントを選び、空っぽの状態で「OK」を押して生成すると、何もメッセージが表示されないコンテントが出来上がります(この状態だと、メッセージ自体がゲーム中で表示されず、何も起きなかったことになります)。


この状態で、
 
OKを押して生成、

メッセージコンテント横をクリックするとプルダウンメニューが出てきて、デフォルトでこんな感じのメッセージが用意されています。「キャンセル」系のものを選ぶといいでしょう。
すると、メッセージコンテントの下に選択肢として「キャンセル」が現れます。

先ほどの所持金分岐コンテントも横の「OK」をクリックしてプルダウンメニューを表示させるのは一緒ですが、ここには文言を書き込むこともできます。例えば今回は購入処理を始めるため「購入」と入れてみました。

これで、ゲーム中では「購入」「キャンセル」の二択が表示されます。



こんな感じに表示されます。
「購入」を選ぶと所持金判定のあとカードが入手でき(所持金が足りなければエラーメッセージが表示される)、キャンセルを選ぶと何もおきません。
基礎はこんな感じでしょうか。

(*まだ続きます。ごめんなさい今日は力尽きたの。待て次回。*)
(*次回は効果音の入れ方などの解説や、そのほかの処理を解説します。*)


追記を閉じる▲

突然浮上する烏間です。
ツイッターをやっていたら「店シナリオの作り方がわからない!」という呟きを目にし、「せっかくだから解説してみるか!」と思い立ったが百年目(?)、ちょっと頑張って解説ページを作ろうと奮闘してみました。とはいえ、ほとんど受け売りの技術ですが。
以下、頑張ります。追記からどうぞ。
長いので数回に分割します。

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店シナリオの作り方。
0:品物を作る。
スキルでもアイテムでも、なんでもどうぞ。
このあたりの作り方やバランスのとり方などは、後日解説するかもしれませんし出来ないかもしれません。
今回は、スキルやアイテムは作ったけどどうやって店シナリオにすればいいのかわからない方向けに解説しています。申し訳ありません。
→で、店シナリオへのやりかた
1:エリアを作る。
「データウィンドウ」の上のボタン、左から2番目の「エリアを作成」をクリック。
(*なお、今回の画像は全てデフォルト画像を使用しており、画像の著作権はGroupSAK様にあります!)


 
エリア、つまり場所が出来ます。
で、作ったエリアに品物を配置するところから。
2:エリアの解説から
さっき作った新規エリアをダブルクリックすると、
「テーブルビュー」「シーンビュー」「イベントビュー」というのが現れます。最初はテーブルビューになっています。

 

それぞれの機能を解説すると、
テーブルビュー→カードを置いたり、背景を設定する場所。デフォルトの画面のマップ画像はここで設定される。
シーンビュー→セルという単位で背景の上に画像を置ける場所。例えば、デフォルトの冒険者の宿の画像の、宿の画像はここで設定される。
イベントビュー→カードをクリックしたりエリア移動の結果何が起こるかを設定する場所。
といった感じでしょうか。
3:背景画像の設定
まず、背景(一番後ろのベースになる画像、全体的なテーブル画像などはここに配置します)を設定するなら、シナリオフォルダ内に使いたい画像を入れて「テーブルビュー」で「背景」の横のプルダウンメニューから選択。
「デフォルト」を選ぶと、ビルダーの中に入っている画像しか現れません。
自分で入れた画像を使うためには、この「デフォルト」を「オリジナル」に変更します。
それから、その横にあるプルダウンメニューを開いて、自分の使いたい背景画像に変更します。なお、この一覧にはカード画像も含まれているため、気をつけてくださいね。(実害は無いですが)


 
↑こんな感じで選ぶ。(今回は画像の都合上デフォルトから選択中ですが、実際には「オリジナル」から設定してくださいね)

 このままだと背景画像しかない状態なので、もしこんな感じの画面を作りたいなら、「セル」を設定する必要があります。
↓こんな感じ


「シーンビュー」を開き、「セルの作成」ボタンを押します。



カーソルが合わさってるのがそれですね。
クリックすると、以下のような画面が出ます。



「画像の設定」から、自分で用意した画像を使いたい場合は先ほどと同じように「デフォルト」を「オリジナル」に変更。
そのあと画像を選択することで背景画像の上に載せて使えます。
特に背景画像と位置あわせをする必要がなければ、下の方にある「簡単設定」というところにある「冒険者の宿」に設定すると、勝手に普段の冒険者の宿の画像みたいな位置に収まってくれます。
なおこの設定、再び設定したセルを開くと「カスタム」に変わり、位置情報が書かれた状態になっています。もし背景画像との兼ね合いで位置調整が必要ならば、一度冒険者の宿サイズに設定してからやり直すのも一つの手かもしれません。



背景の上にセルを載せることでこんな感じになるのです。(画像使い回し)
これで背景部分は完成しました。次は作った商品を乗っけましょう。
……ここまで長かったので、記事を分割します。待て次回!


追記を閉じる▲

とうとうやりました烏間です。

ギルド公開中の超能力/異能技能店「空色の旧神殿」をVer2.00に更新しました。
更新内容は、まず既存の種別の技能に各種2枚ずつの追加、合計技能32枚分の追加。
そして新種別の技能「影/闇操作系」と「想念系技能」を各種10枚ずつ、合計技能20枚の追加。
あと、賢者の杖互換のアイテムを2枚(それぞれのアイテムごとに各種精神適性を用意しています)追加。
それから、既存の「自分に召喚獣を付与する能力」の大半を魔法的物理属性に修正(まあ、多分影響は小さいと思います。連れ込みNPCとかでもない限りは)。
あとは既存技能「溶断の炎剣」と「癒し手」が微妙に設定ミスがあったので修正しました。強化されています。
大きな更新だったので、バージョンを2まで上げました。
もしよろしければ、お手に取って見てください。楽しんでいただければ幸いです。

アップローダーはこちらです。

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なんだかんだでシナリオ更新しかブログを更新しなくなってしまった烏間です。
頑張って元気出します。

今回、また「空色の旧神殿」にバグが発覚したので修正を行いました。
技能「生命増強」「治癒強化」の効果範囲が味方単体のつもりで書いていたら味方全体に設定されておりました。とても強すぎたミスなので、修正いたしました。バランスブレイクだった!
逆(全体攻撃のつもりが単体攻撃)のミスはよくやらかしてたんですがこれは……。
度々の更新、申し訳ありません。

アップローダーはこちらです。

「空色の旧神殿」はまだ技能追加できないかなーと考えてしまっているので、今後また更新される可能性がありますが、重大ミスだったので今回はそれを待たず、速めに修正いたしました。
お手数おかけします。申し訳ありません。

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昨日は頻繁に更新してしまって申し訳ありませんでした烏間です。
このたびバグ報告のコメントをいただいて、全く気づいていなかったバグでした。修正してまいりました。

表題通り「空色の旧神殿」が更に更新されています。
修正箇所は、技能「翔る旋風」が取得できなかったバグを直したのがメインで、さらに来店時と帰還時のイベントの表示や効果音を微妙に修正いたしました。
技能が取得できないのはかなり手ひどいバグです。申し訳ありませんでした。
最新版をご利用いただけると幸いです。

アップローダーはこちらです。

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